USモデルが後から日本国内で販売される

USモデルが後から日本国内で販売される

USモデルが後から日本で発売されることが増えてきたように感じます。

どのような意味かといいますと、はっきりとメーカー名を出してしまいますが、テーラーメイドのドライバーは、日本国内で販売されるモデルと海外で販売されるモデルが若干異なるとがあります。

2020年 SIMシリーズでいえば、SIM MAX D ドライバー というドローバイヤスの入ったドライバーなのですが、もともとUSモデルしかありませんでした。海外でしか販売されてませんでした。ですが、しばらくして日本国内でも販売されることとなりました。

SIM MAX D ドライバーというのは、従来のSIM MAX ドライバーにドローバイヤスが入ったモデルとなり、ボールの捕まりが良いタイプとなります。なので、従来のSIM MAX ドライバーがフェード用、SIM MAX D ドライバーがドロー用という認識で良いのではないかと考えます。

もともと、テーラーメイドはUSモデルとして、D-TYPE というドライバーを販売してます。

M2 D-TYPE、M4 D-TYPE、M6 D-TYPE があります。どれも、従来のドライバーと比較して、ドローバイヤスが入っており、ボールが捕まりやすくなってます。

海外だけで販売しても、並行輸入で日本に入ってきます。そして、D-TYPEドライバー、SIM MAX D ドライバーなどのドローバイヤスが入ったドライバーというのは、地味に人気があり、意外と売れ行きが良いのです。

そして、SIM MAX D ドライバーも日本国内で販売されることとなりました。

 

テーラーメイド オリジナル ワン ミニドライバー

センセーショナルだったのが、テーラーメイドのミニドライバーです。以前にもミニドライバーを発売したことがありましたが、オリジナルワンに関しては、とても人気がありましたし、短期間でかなり売れたそうです。

こちらもUSモデル、海外でしか販売されてませんでした。が、後から日本国内でも販売されました。ヘッドが小さいということから、重心距離が短くて、シャフト長さも短いので、扱いやすく、振りやすいという点が人気のようです。

今では、中古でしか手に入りません。
在庫が残ってるショップもあるかもしれませんが。

 

USモデルと日本国内で発売されてるゴルフクラブの大きな違いは、装着されてるシャフトの重さと硬さです。USモデルの場合、外国人が使用することが前提です。身体が大きくて、パワーがあるので、装着されるシャフトは重くて硬くなっていることが殆どです。USモデルに装着されてるシャフトは、フレックスRだったとしても、日本国内でいうところのフレックスXくらいだったり、トルクが3.0くらいだったりしますので注意が必要です。

やはり、日本人と外国人では体格が違いますし、ゴルフスイングのパワーも異なります。外国人の方が体が大きくてパワフルなスイングをしますので、装着されるシャフトが硬くて重くなるのだろうと考えられます。

プロゴルファーと筋肉とトレーニング

海外のプロゴルファーと日本のプロゴルファーの大きな違いといえば、筋肉量です。海外選手は、かなりトレーニング積んでおり、ゴルフスイングでも活かせる筋力を鍛えてます。

 

ブルックス・ケプカ

海外のプロゴルファーで、筋肉量が多くて、かなり鍛えると感じさせるのは、ブルックス・ケプカです。相当なトレーニングを積んでおり、彼の強烈に速いヘッドスピードとドライビングパフォーマンスは、十分な筋力があるからこそです。

 

ローリー・マキロイ

マキロイもかなり鍛えており、その肉体美は海外の男性専門メディアなどでも取り上げられるほどです。鍛えられた筋肉は、まるで格闘家のような筋肉となってます。パワーがあるだけではなく、しなやかで、脂肪も少ないです。

筋力があり、柔軟性もあり、スイング軸がブレません。

 

日本人ゴルファーの場合

日本のゴルフ界では、鍛えるのはダメだとか、鍛えても意味が無いとか、そういった風潮があるように感じます。誰がいったのか判りませんが。また、トレーニング、フィジカル面に関しての知識が乏しいように感じます。

というよりも、海外選手と日本人選手では、そもそも目指してるところが全く違う気がします。

海外選手は、世界を目指してる
日本人選手は、国内を目指してる

井の中の蛙では、団栗の背比べとなってしまい、なかなか成長もできないでしょう。

海外では、ゴルフだけではなく、他のスポーツでも、とりあえずは鍛えて、筋肉増強を基礎としてる風潮があります。アメリカのトレーニングジムは使用料が安いですし、プロテインも価格が安いです。

ただ、最近の日本は健康ブームということもあり、一般の人でも鍛えたり、トレーニングジムに通う人が増えてきました。石川遼は、かなり鍛えてると聞きます。鍛えてから、良い結果を出してるとも聞きます。ゴルフスイングの研究、スイング理論ばかり学ぶのではなくて、自分の肉体を鍛えるということも大切ではないだろうかと感じる今日この頃です。

 

筋肉を鍛えるメリット

筋肉を鍛えるメリットとしては、筋肉増強があります。が、実は運動神経が高くなるというのが、先にくるメリットです。筋トレをすると、筋肉に負荷をかけて、血流が増えます。筋肉が育つのですが、そのときに今まで動かせなかった、小さな動き、今までできなかった動きができるようになります。それは、筋力が増強したからというのもありますが、筋肉が発達して、自分が思ってる通りに動かしやすくなったということです。まさしく、運動神経が良くなったということです。

実は、筋トレのメリットというのは、筋肉がつくというよりは、運動神経が良くなるというのを先に感じます。
そして、身体が動かしやすくなります。

ゴルフスイングのような身体を捻じって、下半身を踏ん張るという、特殊な姿勢もとりやすくなります。

人間というのは、身体の一部に負担が掛かってると、他の部位を動かしにくくなったりします。意識が他の部位に向けられないのです。(ゴルフ飛距離アップと筋トレ)筋トレして、運動神経が良くなると、そのようなことが無くなり、身体を動かしやすくなります。

 

身体能力を高める

ゴルフスイング理論ばかり並べたり、ゴルフクラブばかり買い替えたりするのではなく、自分の身体能力を高めるために筋トレすることも必要です。もちろん、アマチュアゴルファーであれば、そんなに真剣にならなくても週末にラウンドして、ゴルフスコア100切れるくらいで満足するならば、それで良いかと思います。

ただ、ゴルフというスポーツは初めてみると、けっこう楽しくて、気付くとゴルフ歴が長かったりもします。
ゴルフ歴は長いけど、スコアは初心者のままという人は多いです。

ゴルフ歴が長いということは、自分の人生の中でゴルフというスポーツにあててる時間もそれなりに多いはずです。これからもゴルフを続けるのであれば、筋トレして、筋肉増強、運動神経を高めて、これからのゴルフ人生が有意義に過ごせるようにした方が賢明です。

ゴルフはインサイドから打つ

 

インサイドから打つ

ゴルフスイングはインサイドから打つことが基本と言われてます。
ゴルフスイングは円弧を描きます。

テイクバックでは、真っ直ぐに引くと言われることもありますが、実際は真っ直ぐではなく、円弧を描くようにテイクバックされます。目の前にあった、ゴルフクラブが身体の真横の上にきます。その状態からダウンスイングを開始すれば、ゴルフクラブは、自信の身体の右側面に下りてくることとなり、結果的に内側から(インサイドから)振ることになります。

実は、自分が思っている以上に、内側にゴルフクラブは引かれてます。それは、身体の回転と腕の上下運動との連動でそのような動きとなってます。腕だけで上下させると、身体の回転とシンクロしなくなってしまうので、スイング軌道がズレてしまいます。よく言われる、アウトサイド軌道になりやすい。

アウトサイドイン軌道は、ゴルフクラブが外側から入ってくる軌道となり、カット打ちと呼ばれる、ゴルフボールにスライス回転を多く発生させてしまう打ち方となります。

インサイドから打つコツ(インサイドから入れる方法)

インサイドから打つコツとしては、トップからダウンスイングにかけてコツがあります。ダウンスイングに移行するときに、ゴルフボールを直接打とうとすると手打ちとなってしまいカット打ち(アウトサイド軌道)になってしまいスライスなどのミスショットに繋がります。

インサイドで打つには、下半身からダウンスイングを開始することが大切です。手元を引き付けようとして、無理に内側から打とうとすると余計にミスしやすくなります。下半身からダウンスイングを開始するというのは、左脚を踏み込んで、右脚を蹴って、右膝を左側に寄せていきます。そうすることで体重移動することができます。

下半身からダウンスイングが開始されると、後から下半身の動きに上半身がついてくるという形となりますので、腕とゴルフクラブが身体に巻き付こうという風に見えます。腕とゴルフクラブを下ろす位置としては、しっかりと捻転した後に、自分の右側、飛球線とは真逆、または右足に向かって下ろす、骨盤の右側に右肘が触れるくらいの位置に腕とゴルフクラブを下ろすようにします。

そのままダウンスイングからハーフウェイスイングに移行するときには、手元が身体の近くを通り、クラブヘッドを遠くから回転させることができるようになります。この時、手元が引き付けられることで、手元の回転とクラブヘッドの回転差が作られて、クラブヘッドが加速してくれます。これがヘッドスピードです。そして、インパクトに向けて、クラブヘッドが手元を追い越して、加速した先にゴルフボールがあり、インパクトして、フォロースルーが作られます。

 

ゴルフスイングは円弧を描く

ダウンスイングでは、ゴルフクラブと腕は、身体の真横(右脚の踵)めがけて下りていき、身体の捻転に沿って、円を描くようにインパクトに向かっていきます。

それは、円形を半分にした、半円を描くような動きとなります。

ゴルフボールに対して、インサイド(内側)から打てるようになると、フェースは少しフェースをオープンにしてインパクトさせます。そうすることで、ゴルフボールに左回転(フック回転)を発生させることができます。ゴルフボールは、少し右方向に飛び出して、左回転が発生して、戻ってくるというドローボールが打てるようになります。

フック回転のボール(ドローボール)を打つには、インサイドから打つことが要となります。

ハンドファーストでロフトを立て打つ

また、インサイド(内側)から打てるようになると、ロフトを立てた状態でインパクトできるようになりますので、打ち出し角度は低く、バックスピン量を減らして、風の影響を受けにくい強いボールを打つことができるようになります。

ロフト角10.5度のドライバーだから、10.5度の角度で打つのではありません。

インパクトにかけては、ハンドファーストとなり、ロフトが立って、インパクトします。

ボールの置く位置は少し内側

インサイドから打てるようになると、ボールを置く位置も内側に入れるようになります。インサイドから打つために、バックスイングを大きくするので、ボールから離れていくイメージがあるので、ボールを内側に入れたくなりますし、打ち側に入れます。ボールを内側に入れることで、打ちやすくなりますし、余計の捕まったボールが打てるようになり、メリットが多いです。

ただ、ボールを内側に置き過ぎると、エラーになりやすくなります。程よい位置を見極めることが必要となります。

左脚踵あたりにボールを置くのは、外側過ぎてしまい、クラブが届きにくくなるので、あまりオススメできません。

インサイドから打つは、インサイドアウトイン軌道

インサイドから打つと、ひとことで言っても、実際はインサイドアウトイン軌道のことです。内側から外側に向けて、ゴルフクラブを振って、ちょうどスイング円弧の頂点のあたりで、ゴルフボールにコンタクトします。

そして、フォロースルーでは、内側に引かれていきます。
ですから、インサイドで打つ=インサイド・アウト・イン軌道の意味です。

インサイドから打つスイングのお手本となるのは、ローリー・マキロイです。かなり、インサイドから腕とゴルフクラブを振ってきます。インサイド過ぎるので、引っ掛けてしまいそうなくらいです。