プロゴルファーと筋肉とトレーニング
海外のプロゴルファーと日本のプロゴルファーの大きな違いといえば、筋肉量です。海外選手は、かなりトレーニング積んでおり、ゴルフスイングでも活かせる筋力を鍛えてます。
ブルックス・ケプカ
海外のプロゴルファーで、筋肉量が多くて、かなり鍛えると感じさせるのは、ブルックス・ケプカです。相当なトレーニングを積んでおり、彼の強烈に速いヘッドスピードとドライビングパフォーマンスは、十分な筋力があるからこそです。
ローリー・マキロイ

マキロイもかなり鍛えており、その肉体美は海外の男性専門メディアなどでも取り上げられるほどです。鍛えられた筋肉は、まるで格闘家のような筋肉となってます。パワーがあるだけではなく、しなやかで、脂肪も少ないです。
筋力があり、柔軟性もあり、スイング軸がブレません。
日本人ゴルファーの場合
日本のゴルフ界では、鍛えるのはダメだとか、鍛えても意味が無いとか、そういった風潮があるように感じます。誰がいったのか判りませんが。また、トレーニング、フィジカル面に関しての知識が乏しいように感じます。
というよりも、海外選手と日本人選手では、そもそも目指してるところが全く違う気がします。
海外選手は、世界を目指してる
日本人選手は、国内を目指してる
井の中の蛙では、団栗の背比べとなってしまい、なかなか成長もできないでしょう。
海外では、ゴルフだけではなく、他のスポーツでも、とりあえずは鍛えて、筋肉増強を基礎としてる風潮があります。アメリカのトレーニングジムは使用料が安いですし、プロテインも価格が安いです。
ただ、最近の日本は健康ブームということもあり、一般の人でも鍛えたり、トレーニングジムに通う人が増えてきました。石川遼は、かなり鍛えてると聞きます。鍛えてから、良い結果を出してるとも聞きます。ゴルフスイングの研究、スイング理論ばかり学ぶのではなくて、自分の肉体を鍛えるということも大切ではないだろうかと感じる今日この頃です。
筋肉を鍛えるメリット
筋肉を鍛えるメリットとしては、筋肉増強があります。が、実は運動神経が高くなるというのが、先にくるメリットです。筋トレをすると、筋肉に負荷をかけて、血流が増えます。筋肉が育つのですが、そのときに今まで動かせなかった、小さな動き、今までできなかった動きができるようになります。それは、筋力が増強したからというのもありますが、筋肉が発達して、自分が思ってる通りに動かしやすくなったということです。まさしく、運動神経が良くなったということです。
実は、筋トレのメリットというのは、筋肉がつくというよりは、運動神経が良くなるというのを先に感じます。
そして、身体が動かしやすくなります。
ゴルフスイングのような身体を捻じって、下半身を踏ん張るという、特殊な姿勢もとりやすくなります。
人間というのは、身体の一部に負担が掛かってると、他の部位を動かしにくくなったりします。意識が他の部位に向けられないのです。(ゴルフ飛距離アップと筋トレ)筋トレして、運動神経が良くなると、そのようなことが無くなり、身体を動かしやすくなります。
身体能力を高める
ゴルフスイング理論ばかり並べたり、ゴルフクラブばかり買い替えたりするのではなく、自分の身体能力を高めるために筋トレすることも必要です。もちろん、アマチュアゴルファーであれば、そんなに真剣にならなくても週末にラウンドして、ゴルフスコア100切れるくらいで満足するならば、それで良いかと思います。
ただ、ゴルフというスポーツは初めてみると、けっこう楽しくて、気付くとゴルフ歴が長かったりもします。
ゴルフ歴は長いけど、スコアは初心者のままという人は多いです。
ゴルフ歴が長いということは、自分の人生の中でゴルフというスポーツにあててる時間もそれなりに多いはずです。これからもゴルフを続けるのであれば、筋トレして、筋肉増強、運動神経を高めて、これからのゴルフ人生が有意義に過ごせるようにした方が賢明です。