股関節伸展能力がヘッドスピードを速くする

股関節伸展能力

股関節伸展能力とは、屈曲した状態から骨盤を立てる動作のことで、股関節を回旋して骨盤を倒したり、立てたり、伸ばしたりする動作のことです。
股関節伸展が強いとヘッドスピードが速くなるとされ、飛距離アップするためには、股関節伸展能力を高める必要があります。

股関節伸展を英語で言うと、Hip Extension(ヒップエクステンション)となります。

海外のゴルフスイングでは、ヒップターンするという言いますが、まさしく股関節を回旋するという意味です。股関節を回旋して、骨盤を寝かせたり、立てることで、ゴルフスイングの要となるスイングパワーが作られます。

 

ゴルフスイングと股関節伸展能力

股関節伸展をすることでゴルフクラブが速く振れるのは、股関節を回旋しようとすることで、脚力を使います。その脚力が筋肉と神経を通じて、上半身に伝わって、スイングパワーになるということです。すなわちスクワットとなります。

股関節伸展能力が高い(強い)と走ったり、ジャンプしたり、投げたりという動作が強くなります。

ゴルフスイングでいうところの、床反力、ジャンプスイング、左脚の踏み込みなどは股関節伸展のことを意味しています。
また、下半身がからスイングするというのは、股関節伸展を使うという意味です。

 

股関節伸展の鍛え方

股関節伸展を強くするには、ジャンプしたり、走ったりという運動を取り入れて鍛えることが必要となります。特にジャンプすることで、下半身の筋肉が鍛えられますし、下半身と上半身を繋げている腸腰筋が鍛えられて、屈曲した状態から伸ばしたり、立ち上がったりという動作を速くすることができます。

 

ベンチプレスをする場合でも、脚を踏ん張って、背中を反らせるのは脚力を使おうとしてるからであり、股関節伸展動作を取り入れてます。そして、脚力を上半身に伝えて、ベンチプレスを持ち上げようとします。これは、レッグドライブとも呼ばれます。なにが言いたいのか、上半身の動きをサポートしているのは、下半身であり、強い脚力であるということです。そして、上半身と下半身を連動してる中間的で重要な部位が腰となります。